江戸時代に建立された霊鑑寺。
はじめて名前を聞く方も多いのではないのでしょうか?
1686年には後西天皇の皇女が入寺され、京都御所で使用されていた休息所が書院として移されました。
後水尾天皇が椿を愛していたことから、境内にはおよそ100種類、1000本近くの椿の木が植えられています。
霊鑑寺は通常非公開ですが、春と秋の年2回だけ特別拝観が行われます。
(今年は特別に2月も冬の特別拝観が行われていたようです。)
椿が美しく咲く春の霊鑑寺の特別拝観は見所がたくさん。
哲学の道の桜を楽しむのと合わせて、是非訪れて頂きたいスポットです。
門をくぐり抜けた入口には様々な種類の椿が生けられた花手水が置かれています。
竹に生けられたこちらの椿も綺麗で写真映え間違いなしです。
書院のまわりの敷地には、椿の木がたくさん!
一般的にみられる赤やピンクの椿はもちろん、
日光椿とよばれるこんな可愛らしい椿も。
一部の椿はすでに散ってしまっていましたが、落ちた姿も可憐で楽しめます。
芝生や苔の緑に映えたピンクが綺麗です。
椿って赤いものしかイメージがなかった私ですが、霊鑑寺でこんなに色んな種類があるのだとびっくり。
霊鑑寺は春の椿はもちろん、秋の紅葉も美しい名所です。
特別拝観が終わりに近づく頃に、落ち椿・散り紅葉を楽しみに行かれる方も多いようです。
銀閣寺や哲学の道、また岡崎エリアからもアクセスのよい霊鑑寺。
みなさまも是非足を運ばれてみてはいかがでしょうか?