「第38回京の夏の旅 文化財特別公開」が行われ、「大雲院 祇園閣」が公開されています。昭和初期の名建築として知られ、国の登録有形文化財です。高さ36mの3階建て、祇園祭の鉾(ほこ)をかたどった造りです。
大雲院は、織田信長・信忠父子の菩提を弔うために創建された寺院です。本堂背後に高くそびえる祇園閣は、昭和48年に大雲院が現在地へ移転する以前にこの地にあった、大倉財閥創始者・大倉喜八郎の別邸の一部であった建物で、昭和初期の名建築として知られ、国の登録有形文化財となっています。祇園祭の鉾をかたどった造りで、各所に独特のデザインが凝らされています。閣上からは京都の町が一望できます。
期間/9月30日(月)まで
※9月26日(木)は拝観休止
時間/10:00~16:00(受け付け終了)
場所/大雲院 祇園閣
交通/市バス「東山安井」下車
京阪本線「祇園四条」駅下車、
徒歩15分
料金/中学生以上 600円、小学生 300円
問い合わせ/京都市観光協会
TEL:075-752-7070
※主催者側の都合や天候によって変更・中止になる場合があります