下鴨神社 神服殿・大炊殿(しもがもじんじゃ しんぷくでん・おおいどの)
~「開けずの間」の玉座と神様の台所~
世界遺産・下鴨神社は、平安期以前に創祀された京都最古の社の一つ。紀元前と同じ原生林の植生を残す糺(ただす)の森(史跡)の中に、国宝2棟、重要文化財53棟を含む社殿群が残されています。特別公開の神服殿(重要文化財)は、夏冬の御神服を奉製する御殿であった建物です。天皇の行幸の際の御座所でもあり、「開けずの間」と呼ばれて平常は使用が禁止されてきました。内部には、天皇皇后両陛下が参拝された際に使われた「玉座」が置かれています。今回は、神社建築としては珍しい神様のお供物を調理していた台所・大炊殿(おおいどの)(重文)もあわせてご覧いただきます。
所在 京都市左京区下鴨泉川町
レンタルサイクル風音から6.2キロ 30分