こんにちは、スタッフKです。
関西も早々と梅雨明けか...と思われた六月末の空模様から一転、七月上旬の京都は今になって梅雨本番ばりに雨が続いています(._.)
観光シーズンに不向きな時期なのは明らかですが、梅雨の晴れ間を見計らい、隠れた観光スポットを訪ねれば、思わぬ名勝に出会えるかも。
今日はそんな穴場的観光地、無鄰菴をご紹介したいと思います!
南禅寺付近は京都でも有数の別荘地として知られており、山縣有朋の別邸として建てられた無鄰菴もその一つ。
界隈に点在する別荘はどこも素晴らしい庭園を設けていますが、基本的にどれも私有地であるため、一般公開はされていません。
国指定の名勝を擁する無鄰菴は、この別荘群の中でほぼ唯一公開されている貴重な邸宅なんです。
入場料は410円。邸宅を市に寄贈してくれた山縣家に感謝...!
質素な造りをした木造の邸宅内には、靴を脱いであがり、自由に散策することができます。
室内にはちゃぶ台や座布団、座椅子まであり、一般的な観光地ではちょっと見ないほどのくつろぎ空間が広がっていました。
腰かけた縁側から眺める庭園はまさに圧巻!
はるかに望む東山を借景に、新緑さながらの青葉が眩しい。
無鄰菴はカフェもしていて、この邸宅内の縁側、座椅子、テーブル席、ちゃぶ台前の座布団問わず、めいめい好きなところに腰をおろしてお茶を楽しむことまで出来ます。
コーヒーやジュース各種、どら焼きなどのお菓子、お抹茶と和菓子のセットなどメニューも豊富。
ミニマムは600円から。この場所のぜいたくさを考えると破格...!
スタッフが注文したのはオーガニックジンジャーエール(600円)。
意外にも氷なし、それゆえ飲みごたえ十分に注がれたグラスはほどよく冷やされ、濁るほどたっぷり入ったすりおろしの生姜のピリピリ感がまた美味しかったです(*^^)
一息つく前にはもちろんお庭の散策にも。
とにかく人が少なく静かで、じっくり眺めるも、納得いくまで写真を撮るも自由、庭園を満喫できました。
無鄰菴のHPはこちらから。 https://murin-an.jp/
混雑した観光地にうんざりした方も、隠れた名勝を求めて足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?