こんにちは、スタッフKです。
参観自体は少し前になるのですが、今回は桂離宮についてご紹介します!
...そもそも「離宮」とは、皇居とは別に設けられた宮殿の事のこと。桂離宮にも昔は皇族の方がお住まいだったもよう。
当然造りは立派なわけですが、観光客として注目なのは入場料がタダというところ!
神社仏閣すべからくお庭を楽しむにはお金のかかる京都では珍しい穴場...
とはいえ参観はツアー形式で時間が決まっていて、基本的には予約が必要。ウェブサイトか電話にて予約できます。
空きがあれば現地にて当日整理券も配布していますが、先着順に参観時間を選べるシステム。多少の手間とスケジュール調整が必要ですね。
当然 自転車で来たので、河川敷から少し外れた離宮前にて駐輪スペースを探します。
電話で確認したところ、駐車場の一角に駐輪してもよいとのこと。では遠慮なく...
案内の方の指示に従い、待合室にてツアー開始まで待機。時間になると他の参観者のみなさんと一緒に出発です。
舟遊びを楽しむため、お庭は池を中心に造られています。発想が貴族...!(゜.゜)
ガイドさんの丁寧な説明に耳を傾けながら、池の周囲を巡るように進みます。
奥の床の間の市松模様は建設当時としては斬新で、かなりモダンなデザインなんだとか。
建物から建物への移動中には多少の上り坂や砂利道、細い橋を渡ったりもあります。
華奢なヒールやサンダルより、かかとの低い靴やシューズがおすすめかも。
高床なっているのは、万一桂川が氾濫した際に水がつかないように、また通気性を良くするためだそうです。
池に面した側には、水面に映る月を楽しむための月見台もありました。とことん雅。
さすが皇族の住居...と感嘆しつつ、ぴったり一時間かけての一周を終えました。
桂離宮の参観休止日はおおよそ毎週月曜日。それ以外はたいてい参観できるようです。
参観時間は9:00・10:00・11:00と、13:30・14:30、15:30の一日6回。
定員に空きがあれば当日飛び込みも可能ですが、なかなか人気のようですので、ウェブサイト/電話での確認/予約は必須かも。
ウェブサイトはこちらから→http://sankan.kunaicho.go.jp/guide/katsura.html
桂離宮の事務所の電話番号は、075-381-2029です。
(一般に検索して出てくる075-221-1215は宮内庁参観案内につながりますが、結局は上の桂離宮事務所へ掛け直すよう案内されます。)
多少の時間とスケジュール調整は必要ですが、一見の価値は十分あります!(*^^*)
静謐な離宮の風情ある庭園を楽しまれてはいかがでしょうか?