大雲院 祇園閣(だいうんいん ぎおんかく)
~京の町を一望する近代建築の傑作~
天正15年(1587)、織田信長・信忠(のぶただ)父子の菩提を弔うために創建された寺院。大倉財閥創始者・大倉喜八郎(おおくらきはちろう)の別邸の一部であった祇園閣(ぎおんかく)は、建築家・伊東忠太(いとうちゅうた)の設計による昭和初期の名建築として知られ、国の登録有形文化財となっています。高さ36mの三階建て、祇園祭の鉾(ほこ)をかたどった造りで、内部天井の十二支の装飾や、階段部の鬼(魑魅魍魎(ちみもうりょう))の照明など、独特の意匠が施されています。閣上からは東山の山並みや京都の町を一望することができます。
*9月26日(木)は拝観休止
所在 京都市東山区祇園町南側
レンタルサイクル風音から3.2キロ 16分