今日はお天気が良かったので、京都御所のすぐ東側にあり盧山寺(ろさんじ)に行ってきました!
京都の観光地の中ではあまり知られていない盧山寺ですが、実はあの紫式部の旧邸宅であり、日本が世界に誇る文化遺産・『源氏物語』や『紫式部日記』の執筆地であるとされています。
こちらは、境内におかれている紫式部の百人一首の歌碑です。
「めぐり逢ひて 見しやそれとも 分かぬ間に
雲隠れにし 夜半の月かな」
(久しぶりに逢えたのに、あなたかどうかを確かめることもできないまま帰ってしまわれた。
まるで、雲間に隠れてしまう夜更けの月のようだ。)
久しぶりに高校でやった古文の授業を思い出しました(笑)
今日は、秋の特別公開が行われており、与謝野晶子により執筆された『源氏物語』や、住吉内記が執筆した『若紫』、ほかにも平安時代中期に使われていた源氏かるたの展示などがされていました。
そしてこちらが盧山寺で最も有名な、源氏庭です!
見頃は過ぎてしまっていましたが、ちらほらと桔梗の花も咲いていて、苔の中から綺麗な紫が顔を覗かせていました。
桔梗が見頃を迎える6~9月に行けば、白と緑の日本庭園にさらに紫が加わって、より一層美しい風景が楽しめそう(*^^)
盧山寺は人が少ない分、ゆっくりと源氏庭の眺めを楽しむことができるという点でおすすめです。
近くを訪れた際は、是非足を運んでみてください!
(自転車を置く際は、境内むかって右側にあるスペースに駐輪したらよいとのことです!)