3月初日の昨日は、気温が徐々に上がり、春が近づいてきているのが感じられました。
京都は、今、梅が見ごろのところが結構あります。
その中でも有名なのが、北野天満宮の梅苑です。
今回はレンタサイクル風音からその北野天満宮を目指し、道すがらにある二条城を通って北方向に進んで行きました。
レンタサイクル風音から二条城までは自転車で約15分程度。
市営の駐輪場(有料)があるので、安心して自転車を止め、ゆっくり拝観できます。
お城のみならず、梅を含む四季折々の花も有名なのですが、この日は残念ながら城内には入らず、目的地を目指します。
写真でもわかるように、梅だよりによりますと、白梅が「五分咲き」、他は「ちらほら咲き」ということです。
一般のお客様の他に、卒業遠足と思われる小学生も多かったです。
目的地の北野天満宮に到着しました。
全国にある約1万2000社ある天満宮、天神社の総本社として知られるこの神社には、菅原道真公がまつられています。
「学問成就」の神社として有名で、受験シーズンにはたくさんの人がお参りに訪れます。
北野天満宮の駐輪場はわかりやすく、大きな鳥居のすぐ左側にあります。(無料)
右の写真は南側の駐輪場なのですが、この他にもう一つ駐輪場がありました。
左から3番目に置いてあるオレンジのが、レンタサイクル風音のクロスバイクです。
鳥居をくぐり、松の木の参路を進むと、大きな門が見えてきます。
この日は梅苑が公開されていたので、べっこう飴、たい焼きなどの出店も出ていました。
そして、途中見逃してはならないのが、「撫で牛」という牛の像(写真)です。
牛の頭をなでると頭が良くなり、自分の体の悪い部分と、牛のその部分を交互に撫でると良くなると言われています。
腰痛の人は自分の腰と牛の腰を交互に撫でると腰痛がよくなるという具合いです。
この北野天満宮には、何体かの「撫で牛」がいるのですが、菅原道真公が丑年に生まれ、丑の月の丑の日に亡くなったため(諸説あり)、牛が神使(祭神の使者)とされているそうです。
こちらが北野天満宮の梅苑です。
紅白の梅、しだれ梅がたくさん見られます。
偶然にも2匹のうぐいすがやってきて、木に止まったのですが、すぐどこかへ行ってしまいました。
うぐいすはすずめのような動きでこんなに素早いものかと初めて知りました。
うぐいす色という表現があるように、綺麗な色をしていましたよ。
こちらが本殿。
横には、たくさんの奉納品である酒樽が並べられています。
日本人のみならず、アジア系の観光客の方も結構おられました。
アジア圏でも「梅」という花はめでたいイメージのある花なのでしょうか。
ちなみに、北野天満宮では毎月25日、「天神さん」と馴染まれている縁日が開かれます。
早朝6時頃から日没9時頃まで露店が所狭と並び、ライトアップもされます。
帰りは、レンタサイクル風音まで南方向に進むので、行きより楽に早く帰れました。
走行中、聞いたことのある豆腐やさんの前を通ったり、おいしそうなパン屋さんを見つけたりしました。
春ももうすぐそこです。
みなさんもレンタサイクル風音の自転車を借りて、寄り道をしながらいろいろなところに行ってみて下さい。
走っている途中も風が気持ち良いですが、走り切った後の爽快感もまたいいですよ。