期間 7月9日(土)~9月30日(金)
時間 10:00~16:30(受付終了)
場所 京都市 左京区 白沙村荘
料金 大人800円 中高大生500円 *小学生以下は保護者同伴の場合 無料
銀閣寺の近くに建つ白沙村荘は、京都画壇に格調高い画風で知られた日本画家・橋本関雪の邸宅です。
東山を借景とした白沙村荘の回遊式庭園は2800坪の広さがあります。
関雪が代表作の製作を行っていた大画室「存古楼(ぞんころう)」をはじめ、園内にある建物も関雪自身の設計によるものです。
木陰には珍しい石塔や灯篭などが点在し、庭園全体が関雪の一つの大きな作品として鑑賞できるようになっています。
橋本関雪 1883年11月10日~1945年2月26日
橋本海関・
フジ夫妻の子として神戸市に生まれた。父海関は橋本文水(播磨明石藩儒)・マサ夫妻の子で学問所詰儒者を務めていた。
父から漢字を学び1903年、竹内栖鳳の竹杖会に入り1913年、文展で二等賞、翌年も同じ。1916年と翌年、特選を受賞。帝展審査員を勤め1934年、帝室技芸員、1935年、帝国美術院会員、1937年、帝国芸術院会員、1940年、建仁寺襖絵を製作。
中国古典に精通したことでも知られ、たびたび中国へ渡った。京都銀閣寺の白沙村荘に住み、白沙村人と別号した。