今日は、京都市街の傾斜(坂)について書きます。
やわらかいタイトルですが、内容はちょっと詳しく?かたい?話です・・・。(ですが坂の画像もなかなか見る機会無いので面白いですよ)
京都観光の参考にしてください・・・そして風音でレンタサイクルしていだだければ最高な旅になります・・・(笑)。
冗談はさておき、ごぞんじのように京都市街は京都盆地に位置します。北、東、西を山にかこまれた地形です。
断層による沈降、海進、海退などがあったようですが、最終的には鴨川などの扇状地として今の地形が出来たようです(スタッフAからの聞きかじりの範囲ですが・・・)。
鴨川は京都市街中央部を北から南へ流れていますので(建都の都合で流路変更されてますが)、京都市街は全体として南が低く北が高くなってます。
実際の海抜高度は、京都駅付近でおよそ30m、そこから烏丸通りを北へ行くと、四条烏丸で38m、烏丸御池で43m、烏丸今出川で55m、烏丸北大路で70m弱あります。
つまり、京都駅から御所へ行くとおよそ20m、大徳寺へ行くとおよそ40m坂を上ることになります。
また、東山・西山は断層によってできましたので東西の山ぎわは急傾斜になってます。
そのため、レンタサイクル風音の近辺の観光スポットはどこも坂がつきものです。
レンタサイクル風音は海抜およそ50m、八坂の塔のある法観寺はおよそ60m、清水寺の山門前や霊山護国寺ではおよそ100mです。
東大路通りから東へ向かって清水寺へ行くと、およそ50m坂を上ることになります。
また、東大路通りから西へ向かって六波羅密寺などへ行くと、鴨川がおよそ40mですので、坂を下ることになります。
ここから東大路のほうを見るとこんな感じ。
以下、東山沿いの坂をいくつか紹介しますと・・・。
東大路通りから霊山護国寺、坂本竜馬のお墓へ向かう道。
これは東大路通りの知恩院前から知恩院方向を見たところ。
三条通り神宮前から東向き、南禅寺、蹴上方向を見ています。
同じところから青蓮院、知恩院方向を見るとこうなってます。
これは東向きに永観堂を見たところ。
こちら永観堂前のお蕎麦屋さん。
かわってこちらは永観堂から哲学の道へ行く途中、カレーうどんで有名な日の出うどん。
並んだはります。
哲学の道の南がわのはじまり、若王子神社方向。
白川通りと丸太町通りの交差点、天王町から西向き、法然院などの方向。
同じく天王町から北向き、銀閣寺道方向。
銀閣寺道から白川通り南方向、さっきの天王町方向を見ます。 下ってます。
これは銀閣寺道から今出川通りを西へ行ったところ、京大農学部前から東を見ています。東向きは上りです。
今出川通り京大の向い、駸々堂。右が東です。
さっきのところからちょっと南下、ここは東山東一条、ここも京大の横です。
谷崎純一郎ゆかりの春琴堂書店。
さらに東大路通りを南下、京大病院前でやっとみつけました。工事現場のフェンス。右が南です。
京都は平らだけれど平らではないんです! だから電動アシスト自転車がいいんです・・ということを次回は書きます。
で、そろそろレンタサイクル風音へ帰ります。
帰り道、風音のご近所には恵美須神社のお祭りの鉾が出てました。